消え行くものを集めて虚しさを埋めていくこの行為を、愚かと言わず、何と言うだろう。
思い出は摂氏四度の片隅に
正式な命令は明日下される。それまでに覚悟を決めておかねばならない。無論、センカにとっての覚悟が他の人間達とは違う意味での覚悟であるのは言うまでも無いが。
ぽつりぽつりと一人、ベテラン区画の廊下を自室目指して歩く銀色に触れる空気の温度は凍て付く様だ。静けさに沈んだ硬い空間が靴音の響きを何処までも遠く運ぶようで、彼は少しだけ足音を潜めるように歩調を変えた。必然、ゆったりと流れる、無機質な辺りの景色。
空調がいかれてしまったのではないかと思う程の凍えは、しかし、機械の所為ではないのだろう。だが、己が抱く物だと認めるには些か抵抗もある。人間ではない自分が、果たして、人間的な感情を抱く事は正しい事であるか。それはセンカが明確な答えを導き出せずにいる命題の一つだ。常識的に考えれば正答は否。悩むまでも無い。だというのに、それを機械的に判断する事を拒む自分が確かにいる事を彼自身、自覚し始めていた。
原因は十中八九、煙草の香りが強い印象に残る男の所為だろう。人間では在り得ないこの身をそれでも人だと強く肯定した彼はセンカが己を物品扱いする事を酷く嫌う。事ある毎に戸惑う様を見ては、抱くもの一つ一つに名を付し、まるで刃でも突きつけるかのようにこの感情が何であるかを甘い声音で囁く手管はセンカを感情という名の毒で冒そうとするようにも思えた。サカキもそうだが、彼もまた人を毒に沈めるのがとても上手い人だと思う。気付かぬ内に引きずり込まれ、気付いた時には深みの底。油断がならない。
そのリンドウが、明日、正式に死ぬ。「人間の」リンドウがこの世から永遠に消え去り、紙と記憶の上だけに残る、最初の日。それが明日だ。
仲間のもとへ返してやれないままこの日を迎える事を予想していたとはいえ、下唇を噛まずにはいられない。人間的な感情を当て嵌めるなら、「悔しい」。脳裏でおよそ己には相応しくない言葉を辿り、彼は俯きがちだった視線を更に下へと向けた。
あと、もう少し。煙草の香りが残るあの部屋に辿り着く。沼に沈む意識が音を奪い始めた、その時。
「あら、センカ?おかえりなさい」
突如、思考に飛び込んできた声音に弾けるような燐光を撒いて顔を上げたセンカの数歩先で、重々しい段ボール箱を抱えたサクヤがにこやかに小首を傾げていて、彼は沈み過ぎた意識を刹那、悔やんだ。――――いつから、いたのだろう。否。仕草からして佇んでいた訳ではないようだが、此処で何をしているのか。
「……サクヤ、せんぱい…何故、此処に…」
「やだ、此処、私の部屋の前よ?出てきたら丁度、貴方が戻ってくる所だったみたいだから声をかけたんだけど…何か考え中だった?」
常より少しばかり急いた呼吸を宥め、花弁が囀れば、返る鈴はころころ笑ってみせるものだから、言われて己の佇む扉を確認したセンカは甚だ見当違いな自分の問いに目元を淡く染めた。
間違いない。自分が歩みを止めたのは彼女の部屋の、扉の前。そこに彼女がいたとして、何らおかしいことは無い。この場合、此処にいてもおかしくは無い彼女に此処にいる理由を問うた自分こそがおかしい生き物である。…何て愚かしい質問をしたのだろう。此処まで愚かしい質問をしたのはサカキに生きる術を学んでいた時以来かもしれない。
ふっくらとした唇をきゅ、と噤み、俯く銀色。頬を焼く熱は、知っている。羞恥だ。
「ああもう!可愛い顔しちゃって!そんな顔でうろうろしてると悪い狼に食べられちゃうわよ?」
世の中には悪い人が多いんだから!飛び出した突拍子も無い言葉を一間空けて理解したらしいセンカが目元の色付きを残したまま、きょとりと美しい白藍を瞬いて首を傾げる。愛らしい仕草に悪戯な笑みを浮かべておどけてみせるサクヤの言葉は彼にとっては寝耳に水であろう。だが、実の所、半分以上が冗談や陳腐な脅迫の類ではなかった。
リンドウというある意味最強の護衛が常時、彼に愛を叫んでは騒々しく玉砕していたから、当のセンカは気付いてもいなかっただろうが、陰で白雪姫などと言い得て妙な渾名を付けられている彼が邪まな男の欲望の対象になっているのは密かに知れた事である。中性的な面立ちと儚げな印象が嗜虐心をそそるのか、細く白い身体に澱んだ情欲を抱く者は少なくない。コウタの話から鑑みて、きっかけはエントランスでの最初の騒動かららしいが、それも今はどうでも良い話だろう。目下、問題なのは彼自身に自覚が無く、且つ、その彼を守る者が不在の間を狙い、汚らしい涎を垂らしている輩がそこかしこに蔓延っている現状である。
知らぬは本人ばかりなり。気付かぬ危険は彼の周りに溢れている。神機使いとはいえ、所詮は人間。幾人もの不届き者に押さえ込まれれば如何なセンカとて抵抗は高が知れているに違いない。我等が守らねば、誰がこの白雪の純潔を守るというのか。
ふわふわ舞う燐光を纏い、長い睫毛をぱちぱち羽ばたかせる姿に、嗚呼、こいつを抱えていなければ思い切り抱き締めて頭を撫でて、ついでにその不届き者共に有りっ丈のレーザーを撃ち込みに行ってやるのに、と胸中で握る拳に代わり、重い箱を抱え直した彼女の腕の中に目をやったセンカの双眸が熱を払って箱の僅かな凹みを追った。
「…あの、これは、どうしたのですか?」
無地の箱は物資不足の世界では珍しくない仕様の物だ。丁度、両手で抱えられる程度の大きさのそれは、所々が凹み、擦れていて、底の方ですらあまり強度があるようにも見えない。サクヤが細い腕を回して下から抱えているのはその所為だろう。中身自体もそう軽い物ではないらしい。身動ぎする度に、かこん、かこんとくぐもった金属音を奏でる中身は、無粋な詮索をするなら、液体を含んだ缶のようだ。
茫洋とした空の色がいぶかしむ箱を再度、抱え直し、中途半端に開いた口から中を覗いた茜の双眸が細く、懐かしむような笑みを浮かべる。
「ああ、これ?リンドウのビールが間違えて届いちゃったみたいで…どうしようもないから、食堂辺りに放置しちゃおうかと思ってね。あそこなら、タツミかジーナか…その辺りが飲むでしょ」
響く、柔らかな、声音。忘れた頃にやって来たそれは彼女を悲しみに引き戻したのかもしれない。寂しげに笑う口元の、小さな戦慄きを目に留めて、彼はぼんやりとそう思った。
「……サクヤ先輩は、飲まれないのですか?」
「私?飲む事は飲むけど…リンドウじゃあるまいし、嗜む程度よ」
苦笑を浮かべて言う顔は、おどけようとして失敗してしまった末のものだろう。強張った頬が会話からの逃亡を望んでいる。
「全く、どうしろっていうのよ…ねぇ?」
ぽつり、言葉は静寂に落ちる一滴。途方に暮れた子供の如く、中で犇めく缶のラベルを眺めた朱の色が揺れて、艶めく唇が刷いたのは苦い微笑。朧げな呟きは霞か雲のよう。自分でも、何に対してそう表したのか、彼女は明確に分かっていないのかもしれない。ただただ、茫然と零れた音に問い返さなかった自分を、センカは密かに褒めた。
もう必要以上に買い込む必要は無いと思っていたビールが届いてしまった時の彼女の衝撃は、如何程のものであっただろうか。打ちのめす力はそれこそ、アラガミの一撃に等しく心を打ち砕いただろうか。漸く立ち上がり、歩み出した先で殴り倒されるような酷い殴打。失えば悲しむだけの人物との「思い出」というものを持たないセンカには分からない感覚だ。それでも、拙い感覚を掻き集めて想像する感情は作り物ながら、暗く、重く、胸に落ちて手足に鉛を履かせ、冷えた沼に身が沈む。
例えば、リンドウとサクヤでビールを飲む事もあったかもしれない。配給ビールを強請りに来る彼の持つチケット目当てに、サクヤ自身、打算的にビールを買ったかもしれない。取引をした時には、悪戯に笑いあった事も、あったかもしれない。それはリンドウの「思い出」だ。無くせない、残しておかねばならない、ものだ。自分が言葉でしか知らないそれは、けれど、リンドウにとっては「リンドウ」を表す大切なもので、だから、失ってはいけない。きっと。彼が帰って来るべき場所へ置いておかなければ。
きゅ、と引き結んだ唇に力を入れ、息を吸い、吐くに乗せて音を紡ぐ。
「差し支えなければ、それを…戴けないでしょうか」
鳴いた小鳥に返るのは、かこん。揺れる缶の音。瞳を見開き、身体を傾ける勢いで首を傾げたサクヤの髪がぱらりと鈍い光に散った。
「ええっ?駄目よ!未成年が飲酒なんて!!何より、貴方、身体弱いじゃない!」
高く声が上がる。驚きに仰け反った身を捻り、ビール箱をセンカの目から引き離したサクヤはそれこそ目を剥いてそれを拒んだ。――――飲酒など、容認できる訳が無い!センカの身体の弱さは既に周知の事実だ。ラボラトリ帰りに遭遇した事のあるソーマの話では抱えていた薬の種類はこの世の薬剤の図鑑でも作ろうかという程の数であったらしい。実際、三日間、夢の強制同棲を果たしたリンドウの話も同じものだった。曰く、あれは反対に身体に悪いんじゃないか、と。錠剤、アンプル、その他諸々を眉一つ動かさずに己に投与していく様は、あれだけでまるで食事をしているようだったとその光景を見た者それぞれが異口同音にしていたのを覚えている。返して言えば、それ程までにしなければ彼は健康を保ってはいられないのだ。
そんなセンカに、まさか、飲酒などさせられよう筈も無い!したが最後、リンドウの怨念が枕に立つ!
現実染みた被害妄想に青褪めたサクヤの前で、訳も分からぬ勢いに半歩後ずさった銀色が慌てて両手を挙げた。
「あ、あの、違います!飲む訳ではなくて…その…ただ、部屋に置いておきたいんです…」
「へ?…部屋に、置く?」
「はい」
思わず間抜けな生返事を返した朱の瞳に銀が光の雪を散らして頷く。きらきら、ふわり。柔らかな動作につられて零れる星の欠片。
ただ部屋に置いておくとは、如何な意味であろうか。持ち直す箱が、重い。
どのような理由があるにしろ、彼が飲む訳ではないというのだから、それは真実だろう。己の体調を誰よりも熟知している彼だ。時折、判断を間違う事があるとはいえ、無鉄砲な愚行を犯す事だけは無いと断言できる。万一、飲酒に走る事があったとして、その時は自分達が止めればい良いのだ。養父であるサカキも黙ってはいるまい。何事も一人で解決してしまおうとする彼の、あえて犯す愚行も、一つの甘えだと思えば軽いもの。また、褥に縛り付けて皆で見張ってやればいいだろう。珍しい我侭にも、何か理由があるに違いない。
そうっと伺う白藍の双眸は珍しく揺れていて、それ以上の追求を静かに拒む色に苦笑を零したサクヤは白い面を覗き込む。
「本当ーに飲まないわね?」
「飲みません。何より、現行法で未成年の飲酒は禁止されています」
眉間に皺を寄せて顔を付き合わせる自分達は何ておかしい構図を作り出しているのか。いい年した大人と、少しばかり頬を膨らませてたじろぐ少年と、飲む飲まないのくだらない応酬。思えば、まだ未成年である筈のシュンやカレルですら、堂々と食堂で酒を煽っている光景を見かけるというのに、センカに法と道徳を説いているというのはおかしい話だ。しかも、返る答えは生真面目そのもの。これが可笑しくない訳が無い。
不意に、ぷす、と笑いを洩らしたサクヤが弾けるように笑い出す。からから笑う声は静か過ぎる廊下に思いの外、よく響き、間近で音波を浴びたセンカの目は刹那、きつく閉じてから、おずおずと緩やかに開いた。
「……サクヤ先輩?」
目尻に涙まで浮かべ、腰を折って笑うサクヤの息は切れ掛かって最早、絶え絶え。訝しげに白藍を細める銀色に目をやり、彼女は湧き上がる横隔膜の痙攣を抑えながら、口端で尚も笑う。
「ごめんごめん。何だかおかしくってね。…はい。備品にする目的なら、止めはしないわ」
「?…有難う御座います…?」
何が可笑しいのか。さっぱり分からない。あっけ無い程、あっさり渡されたビール箱を両手で抱え、箱の陰から漸く顔を出すセンカは目一杯、首を伸ばして瞬くばかりだ。以前も、リンドウが訳も無く笑い出した事があったが、彼に近い者は皆、そういった癖があるのだろうか。素朴な疑問である。ツバキにも同じ癖があるのなら、これはきっと民族的な遺伝か、感染性の何かだ。厄介な事この上ない。
仕様も無い事考えながら、存外、重い箱――思えば中身は液体と金属なのだから当たり前だ――を抱え直し、自室に戻るべく、もう一度会釈をしようとしたセンカを、けれど、思い出したように持ち上がった女の手が止めた。
「あ、お礼ついでにちょっと教えて欲しい事があるんだけど…」
小首を傾げて動きを止める銀色に目を合わせ、朱色が瞬く。微笑む奥に揺れる色は、鋭利なそれ。微かな刃の気配に琴線を張った華奢な身体が密かに来る声を構えて迎える。
「隊長の権限って、やっぱり普通の隊員より多くの情報が閲覧出来るのかしら?」
微笑は、暖かくも無く、冷たくも無く。ただ、笑っているという単純な事実を表す為だけに浮かべられている。彼女に自覚は無いかもしれない。だが、確かにその微笑は穏やかなものではなかった。
静まり返る廊下に低く唸る、空調の音。
「…理由を、お聞きしても?」
紡いだ声音は己が思うより硬く唇から落ちたかもしれない。すぐさま、ああ違うの、と返した女の瞳は見せた刃を鞘にしまっていた。
繕う様に振られた白い手がひらひら視界で揺れる。
「いきなり変な事訊いちゃったわね……実は知りたい事があったんだけど、私の権限じゃ限界があって…だから、隊長格になるとやっぱり違うのかなーって。本当にそれだけなのよ」
知りたい事。考えるまでも無く、蒼穹の月に関連する、マーナガルム計画やアーク計画を含めた全ての事柄だろう。或いは、リンドウが残したという置手紙がそれに関係しているのかもしれない。真摯な切っ先が真実を求めて厚い覆いを引き裂こうとしている様が見える。
彼女自身が言う通り、現在の彼女の階級権限ではそれらに関する資料を閲覧する事は出来ない。ならば、隊長職を与えられたセンカであれば権限の届くものであるかといえば、それも答えは否だった。隊長と言っても、幹部としては下の部類であり、権限も平隊員に毛が生えた程度の、そう強いものではない。処罰を覚悟でデータベースに潜り込もうにも、厳格な情報規制が掛かるフェンリル内では越権の咎を負う事も難しい上、彼女の欲する情報は隊長格はおろか、司令官階級でも閲覧不可能な一級秘匿文書だ。許可無く閲覧出来る者といえば、サカキかシックザール本人くらいだろう。
一般常識として、センカが「隊長」としてサクヤの期待応えるのは、絶対的に不可能な話だった。…あくまで、「隊長」としては、だが。
無論、「センカ」として情報を閲覧するならば別の話である。元より、全ての根源に尤も近しい場所に位置している己という存在が何も知らず、何も閲覧できない事など有り得ない。しかし、それを知らせてやるには代償となるものがあまりに大き過ぎる。
開いた箱の中身を一瞥したセンカは一度、瞬き、ゆるりと唇を開いた。
「隊長といっても、権利や情報量はそう変わりません。機密事項の閲覧にはやはり上層部の許可が必要ですし、規制に基づく厳重な監視が敷かれていて、勝手な閲覧は実質、不可能です」
「……そう…やっぱり駄目、か…。他の人がかけたファイルロックも解除出来ない?」
「同様です」
にべも無く返され、心底、残念そうな面持ちで肩を落とす彼女には悪いが、協力する訳には行かない。彼女が自ら覆いを裂く事と、自分が手を貸して覆いを外す事とでは意味が全く違うのだ。――――保身、かもしれない。シックザールの視線から少しでも逃れる為の。だが、そうする事で彼女の命の時間を削らずに済むのなら、それが最善だ。
箱の陰に口元を隠し、俯く銀色の、澄ました小さな耳に明るい声が流れ込む。
「ありがとう。参考になったわ。じゃあ、私はこれから晩御飯食べに行くから、また後でね!」
言って、銃器を扱うとは思えない女の指が艶めく絹糸を一撫で。微風を連れて遠ざかるヒールの残響を聞きながら、緩慢な動作で顔を上げた銀色は小さくなるサクヤの後姿を眺めて密かに息を吐いた。
こうして訊いてくるという事は彼女が水面下で進めているリンドウの置手紙の解析が行き詰っているという事に他ならない。その置手紙に関するものが階級特権が必要な資料なのか、或いは、手紙自体の解析に階級特権が必要なのか。ファイルロック、と言っていたから、恐らく、階級特権が必要なのではなく、個人の認証が必要なのかもしれない。どれなのか定かではないにしろ、彼女がフェンリルの暗部へ触れようとしている事は確かな事実だ。果たして、シックザールがそれを黙って見ているだろうか?
胸に渦巻く得体の知れない重みに目を閉じ、センカはそっと、温いビール箱に口付けた。――――暖かく、硬い段ボール。重い箱は部屋の片隅にでも置いておけばいいだろう。あとは、二本程、冷蔵庫に座らせて置けば、彼が帰ってきた時によく冷えて迎えてくれる筈だ。煙草の香りが薄れてきてしまった部屋も、せめて、ビールを詰めた箱くらい置いておけば、彼の部屋である事を証明していられる。
薄れ行く彼の気配を留めるべく、在りし日の情景を追う度、脳裏に蘇るのは彼と同じ温度を持つ鮮烈な赤色の鋼鉄だ。
「…やっぱり…返して貰おうかな…」
煙草を片手に笑う漆黒を思い描き、同時に過ぎるのは、彼の欠片をあげてしまった禍々しい帝王の姿。金色の衣を翻し、猛々しく吼える彼の獣。
もしも、「雨宮リンドウ」の認証が必要なのであれば、彼女の問題は明日、解決する。
野獣の黄昏前夜その2。ビール担いだサクヤさんと遭遇の図。
台詞はフリーの時のアレです。どうしても使いたかったので此処で採用。しかもサクヤさんを酒豪(!)に改造…じゃなかった。捏造です。
それにしても久々に少し和やかな雰囲気のものが書けたので個人的には息抜きになりました…!最近、重い話ばっかりでしたしね!…といっても、やはり根底に重そうな雰囲気が残ってしまうのは致し方が無い事じゃないかと。
リンドウさんの云々に関してはもう避けようが無い話題なので新型の胃が痛い度がぎゅんぎゅん急上昇中です。もうがっつり薬飲まないとダメだぁ、みたいな。で、そこに拍車をかけるのが腕輪を捜索中のサクヤさん。どうにかして新型から情報を引き出そうとかまかけてみるも、全部知ってる新型さんには敵う筈も無く返り討ちに会いました。会話の中にゲーム中の言葉がちょっと混入しているのを発見出来たらマニアです(笑)
次から野獣の黄昏ですよー。
2012/12/30 |